今年も荏田南中学校さんから、お声がけをいただき、12月15日に薬剤師の職業講和をさせてもらってきました。

今年の生徒さんは、中学一年生の11人（男子1名、女子10名）。
まず、葛が谷薬局の外観や仕事中の調剤室の雰囲気がわかる動画をみてもらい、薬局での仕事の流れなどを説明させてもらいました。その後の質問コーナーでは薬剤師のやりがいや、薬剤師の資格を取るためにはどうしたらよいか、仕事で大変だと思うこと、薬について日々疑問に思っている事など、皆さんがたくさん質問してくださいました。

緑茶に鉄剤を入れると、真っ黒になり、その後ビタミンCを入れるともとの緑に戻る実験や、
オレンジジュースに、胃薬に見立てた重曹を入れると、泡だらけに反応する実験など、
皆さん、目を輝かせて、薬剤と飲み物の反応をみて驚いてました。
最後に、ビタミンC製剤のジェネリックと先発の味の違いや錠剤と粉末の飲み比べも体験してもらい、酸っぱい中でも違いがある事もわかり、ジェネリックにも興味を持ってもらえたと思います。

この日は、荏田南中学の三年生にとっては、大事な進路を決定する面談日だそうで、今日、話を聞いてくれた生徒さん達がちょうど2年後、どのような進路を決めるのか、少しでも、薬剤師に興味を持って、薬学を目差す生徒さんが出てきたらよいなあと思いながら、お話を終えました。
みなさん、真剣に話を聞いてくださり、とても有意義な1時間半でした。こちらも沢山勉強し、薬剤師として頑張らねばと、エールをもらった気持ちになりました。

このような機会を与えていただきありがとうございました。お話を目を輝かせながら聞いてくれた可愛い生徒さんたち、どうぞ、いつでも相談に乗りますし、薬局に顔を見せに来てくださいね。M.K